宣伝会議さんのブレーン2017年1月号にてクリエイターズアンケートという、
毎月ひとつのテーマに対して、6名のクリエイターに回答をもらう企画だそうでして、
■テーマ
「2016年、いちばん気になった動画は?」
ということでブレーンさんから
こんなお題が来て200字くらいにまとめて答えてってことだったんだけど、
youtubeとかvimeo見返したら1本にはまとめらんないだろうなーと思って
とりあえず自分用にあくまでも自分が2016年の中で知った映像で気になったやつをざっと書いてみようとしたら、
やっぱりめちゃくちゃあったw てか200字とかで綺麗にまとめれる能力が皆無で申し訳ない気持ち。。。
にしてもSNSとかで気になった軽くfavったやつとか合わせるともうまとめきれないな・・・。
ということでせっかく何があったかなーとつらつら書いたので
とりあえずブレーンが発売されたら以下そのまま公開する予定。
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Technologies freeD system
Intelが買収したReplay Technologies社のfreeDシステムでのダンクコンテスト映像。
MLBの多くのチームが既にfreeD導入してたり、日本よりはるかにスポーツやエンタメ分野での普及が進んでいて、
(日本では「自由視点映像」っていう名前でキヤノンとJリーグがやってた) http://labo.jleague.jp/leaguecup/2016/technology/
これはバスケっ子としては純粋に最高に楽しみ。いやー、早くネットワークとかの設備が揃って一般家庭とかからも
VR越しに、もしくはReality-Virtualとしてスポーツ観戦やライブ鑑賞の辺りに自分でちょっかいかけられる未来がいち早く来て欲しいなと思う。
スポーツ観戦の分野はやっぱりそもそもの文化が違うので圧倒的に海外の方がエンタメ色が強く見ていて楽しい。。
まーでも一番はこれかなということでこれを返答しておきました。:) (ていうか映像自体のリンク先とか絵は載せてもらえないのね。。)
Dynamic projection mapping onto deforming non-rigid surface
1000fpsのトラッキングと投影。。より一層舞台演出とかエンタメの世界でできることが広がるんでしょうね〜。楽しみ〜。
[AI Lab] Pepper robot learning “ball in a cup”
機械学習によりけん玉を覚えさせたペッパー君はもうミスはしない。ってやつ。
なんか寸分の狂いが許されないとか、経験則に基づいた動き、とかそういったのは数の暴力によって
機械に圧勝されるんだろうなー(というかもうされてるんだろうなー)って思った次第。
別にそれに対して悲観的とかそういった話ではなくて、人が人しかできない部分みたいなのの進化のために時間が使えるっていうのは進歩以外の何物でもないと思うので、これって進化だなぁと純粋に嬉しいし、興味ぶかかった。
Morgan | IBM Creates First Movie Trailer by AI [HD] | 20th Century FOX
これはAI(IBM Watoson)に100本のトレーラーを見せて、トレーラーの特徴みたいなのを学習させて
新作映画のトレーラーを作らせて見たって映像。
こっちは逆に人が何を面白いと思うかみたいな不確定なものを学習させて結果を出すみたいな。
人が作った版(https://www.youtube.com/watch?v=rqmHSR0bFU8)の方がやっぱり「見てぇ!」ってなるし、でももしかしたら機械が作った方が見たい!ってなる人もいたかもだし、この辺りの各々パーソナルな感情みたいなのは中央集権的に感情を学習させるより、個々の学習用データベースを個々が育てていくって未来が正しそうだなとunframe004をやって見て思ったんだけど。さてどうなるのか!←
これもunframeでやったことと繋がりがあって紹介したかったんだけど全く門外漢すぎて保留。
(freeDのキャプチャシステムも全くもって門外漢だけどもw)
『シン・ゴジラ』白組によるCGメイキング映像
圧倒的な工数を想像させる映像が大好きでそれを纏めるメイキングが普通に好きです。EVAが好きなだけなんじゃ説も。
Lost Soul Aside – TrailerHD
2年前くらいにFFXVのトレーラ見て感動してUE4で一から自分で作り始めた中国の開発者のオリジナルゲームトレーラー。
このクオリティが個人開発できるようになってきた世の中と、個人開発者さんへの尊敬の念。。
インディーゲーム業界が今見ていて一番楽しい。関係ないけどスマホソシャゲ会社脱サラして個人開発で作ったっていうTimelocker普通に好き。
もう何を持ってインディーゲームとするのかは謎だけど、普通に有名スタジオが作ってお金取ってるゲームより全然面白いので、
面白かったらお布施くれっていうスタイルがあれば全然お布施する!!ありがとう!って意味で。
Real-time Skeletal Skinning with Optimized Centers of Rotation
Disney Researchが開発したボーンアニメーションでの新しいスキニングアルゴリズムの解説動画。
ある案件でボーンのリギング〜アニメーションみたいなところをやっていたことがあって、
その時のウェイト調整の苦労みたいな経験がある人からすると、どんだけ頭いいアルゴリズムなんだって感動できる系。たぶん。
ゲーム系、アニメ系の技術解説めちゃ好き。やりたい。
Reality Virtual Studio IBC 2016
仮想空間がリアルになることで開ける未来はたくさんあるよねっていう。
Reality Virtualっていう言葉をひこさんに教えてもらってから余計興味が湧いた分野。
holoportation: virtual 3D teleportation in real-time (Microsoft Research)
仮想空間がリアルになることで開ける未来はたくさんあるよねっていう。←
普通に舞台とかLIVEとかに双眼鏡持って行くよりこういうことに置き換えられて行くんだろうなって。
Behind the Scenes: The Chemical Brothers ‘Wide Open’
この映像の背景にある膨大な手付け作業を想像するだけで勝手に脳内保管して最高に好きなMVになりました。。
これもシンゴジラ同様。圧倒的手数&工数に対する賞賛。。何百人単位での盆栽コーディング。。(別にコードじゃねーけど)
(Vimeo消されてた。。音の権利関係かな。。)
最後の方はもうコメントに疲れて来た感がありw、
2016年、半分くらいしか遡れなかったです。。w
ヒトの技術進歩すごすぎ!!!!!!!!!
you