居住環境や利用環境に加えてプロバイダの選択によってインターネットへの接続速度が極端に変わるガチャのこと。
基本的人権に関わる。
いきなりwikiみたいに言ってるが今オレが作った。←
基本的にはインターネットがないと仕事も生活も成り立たない駄目人間なので
冗談ぽくは書いたものの自分にとっては割と真実だったりもする。
この1年以内に2回引越して、インターネットサービスプロバイダ(Internet Service Provider 以降ISP)を色々契約したり検討したりした内容の備忘録。エリアは世田谷区の世田谷エリア(中央部)。基本集合住宅での話。
3回の契約回線内容は簡単に以下。
因みにcase2~3の間にSo-netへの恨み辛みが詰まっているのでお気をつけ下さい。
case1. VDSL100Mbps + So-net + IPv6(v6プラス)
case2. NURO 2Gbps + So-net
case3. MEC光 1Gbps + BB.excite + IPv6(transix)
んでそもそものIPv6周りについてのおべんきょ。
ざっと書くに辺り理解が曖昧な所もありこいうの書くと知識として勉強になるのでいいよね。
PPPoE
これまでの電話回線+モデム使ってイーサネット上で利用できるようにした、プロバイダから与えられたID/pass入力して接続するやつ。トンネル接続方式。夜間利用集中時にネットワーク混雑とかで速度低下とかは大体コッチ。ISPの網終端装置が混むって言ってるアレ。
IPoE
事業者側のネットワークと直接接続してIP通信を行う通信方式。ネイティブ接続方式って言われてるやつ。要するにISPの網終端装置通らないから時間帯による遅延とかなくて早いよねってやつ。
IPv4 over IPv6 (カプセル化)
現状IPv4ばっかでIPv6が早くても意味ないので、IPv4通信もIPv6ネットワークの経路を通れるようにカプセル化して、ネイティブ接続できるから早くなるってやつ。みんながIPv6にしたい!っていってるのはこれを使いたい。
VNE事業者
NTTのNGN網(フレッツ光ネクスト)にIPv6(IPoE)接続するにはこのVNE事業者のIPv6接続サービスを利用する必要がある。
ISPはVNE事業者じゃないので直接IPv6接続ができないからこのVNE事業者が提供するサービスを使ってIPv6接続する。
VNE事業者によって使ってる通信技術が違うので契約してるISPがどこのVNE事業者のサービスを使っているかでこちらも用意するルーターとかが変わってくるって感じ。
VNE事業者 / サービス名 / 通信技術 の例
インターネットマルチフィード / transix / DS-Lite
日本ネットワークイネイブラー / v6プラス / MAP-E
ビッグローブ / IPv6オプション / MAP-E
NTTコミュニケーションズ / OCN v6アルファ / MAP-E
とかとか。
通信技術としては
4rd/SAM、MAP-E、DS-Liteの3種でどれもカプセル化の技術としては同じだけど
DS-LiteのみIP割当場所がプロバイダになるので、自宅ルータでIPv4アドレスの再割り当てやポート解放ができない。(これ知らなかった)
くらいかな。
んでようやく始めに戻って事例メモ。
case.1 VDSL100Mbps + So-net + IPv6(v6プラス)
これは光回線が来てない結構古い集合住宅で、VDSLの100Mbpsって契約しか出来なくて、
普通に接続してても夜間帯使い物にならないとかだったので、色々調べてIPv6に辿り着いた記憶。
twitterに残ってた。
ISPに朝からIPoEの申込み連絡するも頑なにVNE事業者は教えてくれなかった。。VNEによってカプセル化の技術違うんだから必要なルーター変わるやん!って言ってもIPv6パススルーあればIPoE接続できるからの一点張り。。ネット情報でVNEも隠す理由も割れてるからいいけどさー。
— you tanaka (@rettuce) July 7, 2017
当時So-netで契約してて余りに遅いのでこのIPv6(IPv4 over IPv6)が使えるようにv6プラスを申込んで、通信技術なんなんと思って一応問い合わせたらVNE事業者は教えてくれなかったって訳。確かこの時通信技術としては何使ってるかってのと名称が違ってた?か何かで一応確認したんだったと思う。忘れたw
んで調べて確かその時v6プラスが使えればいいって事が分かってルーターを専用のやつ買ったらほぼベストエフォート出たって話。
とりあえず自宅環境をIPv6/IPoE+IPv4カプセル化に変更して理論値ギリギリまで出るようになりましたので満足🌝(NGN測定値が92Mbps) https://t.co/fyfkT7Vc4R
— you tanaka (@rettuce) July 8, 2017
結局はVDSL100Mbpsでもこの方式に変えてからは時間帯による速度遅延とかもなく、いつ測っても大体90Mbps辺りだったので仕事とかも特に困らずやってた記憶。
case.2 NURO 2Gbps + So-net
んでこちらは少し小さい集合住宅で、前回宅の速度上限もあって今回はNUROを入れるぞ!
と意気込んでいた記憶。
NUROでは特にIPoEとか難しい事考えずに、ただただ契約して工事が終わってしまえば終了。
こんな素晴らしい環境が用意される。但し例外はある。後述…
1ヶ月半待って遂に我が家に基本的人権(NURO光)が導入された。。。 pic.twitter.com/nzbSpWUSs3
— you tanaka (@rettuce) April 15, 2020
こちらの家では1カ月半はかかったものの問題も特になく回線が利用できた。
で、次の家に引越し、回線速度にも満足していたNUROを引き続き利用しようと移転手続きを行うと一旦そこでの契約は終了し、
再度新規申込みという形になり、違約金はチャラになるというような事だった。
前回のNURO契約に1カ月半掛かったこともあり、今回は引越し1月前くらいから申込み、インターネットが利用できない期間を極力減らそうとしていた。
まず初めにNUROを利用するにはフレッツ光の回線をそのまま使えず、独自回線を近くの電線とかからNTTに引き入れて貰えないと使えない。
これに加えてMDFから宅内への配線工事もあり、2回の工事が行われる。前者が屋外工事(2回目)と言われてるやつで後者が宅内工事(1回目)。
なので自宅が光使えますとか書いてても既に誰かがNUROと契約してNUOR回線の引込み工事を終えていない限りこのNTTの屋外工事(2回目)が発生する。宅内はNURO管轄の工事で屋外がNTT管轄の工事になる。
んで宅内のNURO管轄は特に問題もなく日程調整もすぐできる。割とすぐ来れる。問題がその宅内工事を終えてからしか日程調整にも進めない屋外工事。もうこの日程調整の仕様の段階でクソみたいな雰囲気がプンプンする。先述の通りこちらはNTTの工事担当であり基本NUROのサポートに工事いつですか!と問い合わせてもマジで何も分からん。。状態。(サポートデスクの意味←)
加えて割と古い集合住宅とかにこのNURO用の光回線を新たに引き込もうとすると高確率でMDFにもうスペースがありません。新たにプラスチックボックスを横に新設していいですか?って話になる。そしてその許可を建物持ち主に許可取りしないといけないのだがこの許可取りをNUROは顧客側に丸投げしている。(サービス申込みの意味←)
因みに1オーナーの集合住宅賃貸とかを除くとMDF近辺は共有部という事で持ち主は管理組合という要するに全員持ち主で、許可取りが非常に面倒&曖昧になる。
因みに個人的な考えで言えば、数十年前には必要なかった設備スペースが現状足りなくなってるだけなのでわざわざ全員に許可取り必要なく付ければいいのではと思うが全くそうもいかない。
皆さんは共有部に小さなプラスチックボックスが追加されるだけで景観が〜!と叫び出す老害の多さを知らない(case1での実話)。おまえ自身のけいk
そしてこの許可取りに非常に時間がかかるせいでNUROの屋外工事日程調整が全く進まないという話になる。因みにこのcase3への引越し後3カ月工事を待った末に、工事許可が管理組合総会(7カ月後)を開かないと分からないと言われ、即So-netを退会した。
なんでその許可取りをする前に1回目の宅内工事するのかが全然理解出来ないんだけど?
そしてそしてここで忘れていた移転手続きによりチャラにされていたはずの違約金が復活してくる。引越してから使用していない回線の解約に5万。。
二度とSo-netを利用しない事を深く誓い、最後のアンケートに全て書き記しSo-netへの別れを告げた。
NURO光 電話5分で済む確認を3ヶ月かけて行った挙げ句に工事不可となり、退会申込んだら移転前の違約金が復活して5万弱払えとのこと。マジでSo-netはクソ業者。ヤクザかなんかなの?😇
— you tanaka (@rettuce) November 7, 2020
と、So-netへの恨み辛みが大半になったけどようやく次のcaseに。
case.3 MEC光 1Gbps + BB.excite + IPv6(transix)
こちらの家はフレッツ光が使えるとの事で多分どのISPの光プランでも行けると思われる。
と、言うのは引越してから3カ月経った今になってようやく申込んでまだ回線工事がいつになるかも分からない状態だから。w
申込んで即来たメールに、日程調整の電話するのに3週間以上かかってます、、とコロナ禍における嬉しい悲鳴が書いてあった。
BB.excite を選んだ理由はそんなになく、契約期間縛りや違約金というクソみたいな制度がない事、IPv6での接続に対応してる事など。あと3500円とか?結構安かった。
肝心な速度とかに関してはまだいつ繋がるかも分からないのでまた繋がって速度的に満足した段階でルーター周りとかと併せて後日に書こうかなと思います。
これがちゃんと使えるレベルになったら完全自宅リモート環境に移そうかなって思ってます。その辺りの自宅アップデートも併せてお届け!←
ほぼSo-net f○ck!!みたいな内容だったけどw、
まー大体その通りなのでいいか。
you