ふと、建築系案件の提案アイデアを考えてる中で、
もし自分が提案するなら建築ってのもこういう考え方になるよな〜と思っていたのが、
インターネット方向からの建築みたいな分野。プログラマブルな建築とでも言うのかな?
大学で情報デザインを始めた時も、静的な止まったデザインよりは
時間軸に沿った一生固定されないデザインみたいな方が好きで、
でもそれは15秒とか2時間とか枠や時間の制約のあるテレビや既存メディアの映像よりも
尺の概念がないインターネット上での無限ループ映像みたいな方に興味があって。
そいうのを作るのにプログラムで書かないとなのかーって始めたのがきっかけだったんだけど、
建築みたいな完全固定みたいな設計を、いかにそうやって可変的に設計していくかとか、
可変にはできなくても設計段階での計算がその場のデータや情報に基づいて作られるか、とかに興味があって。
そういうのって割と普段やってるSketchの書き方とかでのトライ&エラーとの相性めちゃくちゃいいよなーと
ちょっと試してて思った。
情報とかデータを元に生成される建築。なので場所や使用者によって設計意匠自体が可変的で、決まった形がないというか。
そういう分野。
これくらい簡単に色々試しながら、建築学生の子とかももっと気軽にコード書いたり
してもいいんじゃないかなぁとか思ってた。(今はもうコード書かなくてもゲームエンジンなりで作れるし試せるけども)
んでこの中で緩ーく質問してみたらすごいちゃんと色々教えてもらえたので以下はちょっと自分用にメモ。
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ハーバード大学の計算設計コース
http://www.gsd.harvard.edu/course/introduction-to-computational-design-fall-2017/
Wiley – Architectural Design
http://as.wiley.com/WileyCDA/WileyTitle/productCd-AD.html
designalyze.com
ICD Stuttgart
ドイツ シュトゥットガルトの大学
http://icd.uni-stuttgart.de/
archive movieまでかっこいいな〜w
TU Delft
オランダ デルフト工科大学
https://www.tudelft.nl/
SCI-ARC
南カルフォルニア大学
https://sciarc.edu/
http://www.archdaily.com/611103/sci-arc-offers-emerging-systems-technologies-and-media-post-professional-program
紹介のコンセプト映像からかっこいいなw
それでもやっぱりトライアンドエラーは泥臭くアナログなイメージだなー。
有機的なイメージの具現化ってところで3Dプリンターの登場はデカかっただろうな〜
CITA KADK
https://kadk.dk/en/CITA
https://kadk.dk/en/CITA-research-projects
大規模インスタレーションとかってもはや完全にこういった建築分野だよなー
ETHZ CAAD
スイス チューリッヒの大学の学部
http://www.caad.arch.ethz.ch/blog/
http://www.mas.caad.arch.ethz.ch/mas1011/index55c6.html?p=2336
IAAC
スペイン バルセロナの建築専門学校
https://iaac.net/
MAA Students Exploring Extreme Possibilities with Cardboard Structures
こういうモジュールシステムみたいな可変前提のシステムとかもすごい親和性高い思う
https://iaac.net/research-projects/self-sufficiency/hydroceramic/
まさにこういうの!冷却システムとして一番効率的な形を求めた結果がそのまま意匠設計に繋がるというか。
データや計算結果からからくる意匠ってのが個人的にめちゃくちゃいいなぁ〜
AA SCHOOL
Architectural Association School of Architecture
http://www.aaschool.ac.uk/
https://antonioturiello.blogspot.jp/?view=magazine
この人のやってるのもまさにだなー。日照時間に合わせて変形する開口部とか。
The Bartlett School of Architecture
UCL イングランド ロンドンの大学の学部
https://www.ucl.ac.uk/bartlett/architecture/
foster
https://www.fosterandpartners.com/projects/
SOM
プログラミングを用いた設計手法・建築生産
backspaceにおられる石津さんの記事。
http://www.archifuture-web.jp/magazine/238.html
そういえば、以前石津さんの話を聞いてて思い出したのが21_21のゲーリー展で観た、全ての建築資材をデータ管理しながら
流動的に施工の進行管理を行うみたいな話で、まさにプログラマブルな設計から最終工程までがすごく合理的で美しいな〜と思った。
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IAACの事例とかはまさに自分が知りたかった事例で、こういう分野の建築が学びたいなー!
んで過去に提案とかでアイデアレベルで自分が考えて話してたのが以下のようなことだったのだけど、
2012年にまさに提唱されてて、2016年にはグッドデザイン賞とかまでとられてて、
あーやっぱりその辺りの考えは結構一般的なんだなーと少し安心したw
http://www.g-mark.org/award/describe/44461
・気温、風速、湿度、時間、生活リズムで角度の変化する 壁面ルーバー
・編集可能な壁面(壁面が全面窓になっていて位置、サイズなどの編集が行える)
この辺りは面白そうなので勝手に色々探りつつなんか小規模で作品として作れたら
面白そうだな〜
あと、人の行動パターンとか経路を元に都市レベルでデザインされた街というか区画みたいな
場所があっても面白そうだなーと。もう既にそういう都市とかって存在するんですかね…?
you
って書いてたら石津さんから更にまさにな事例教えてもらえたw
本当に石津さんとインターネット最高だな〜 ありがとうございます!!!!orz