少し前に読んだ本で、影響を受けた本の紹介。
「自分の仕事をつくる」 著者:西村佳哲
モノ作りに携わる自分がまずは丁寧な生活をして、
丁寧な仕事のモノを愛用し、
丁寧な仕事を残していきたいと本気で考えさせられた。
大量生産、大量消費の中で効率を求めて考え出されるモノ。
その中でしか生まれない美しさや利便性があると思う。
でもその効率を求めるモノ作りの過程では決して生まれないモノ。
制作環境によってはキレイごとに聞こえるかもしれないが、
実際にその現場を取材した本書は自分にとって、ハラをくくらせてくれた。
丁寧な仕事、人を豊かにするモノ作りにはまだ程遠いが
丁寧な仕事を選ぶことがまずは自分の第一歩だと感じた。
「こんなもんでいいでしょという仕事の結果は、
使い手の存在を否定している。」
序章にこのような内容があり、とても納得できた。
技術、経験ともにまだまだだけれど、
その自分に姿勢みたいなものはちゃんと教えてくれた気がする。
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