NYでフルLEDバスケコート作ってました。

今年一発目のお仕事はNYのTribecaという場所でNikeの新製品プロモーションイベント Zoom City Arena
フルLEDバスケットボールコートを作ってました。

向こうではprogrammable LED screen for the courtとかって紹介されたりしてた。
Nike’s Zoom City arena features an LED basketball court that’s completely insane (VIDEO)


zoomcityarena

こちらがNY Tribecaに作られた特設会場のZoom City Arena。気温-14℃のNYは冷気が肌に突き刺さる。。

zoomcityarena

zoomcityarena3

前回の上海でのRISEとは違い今回は選手個人のトラッキング等はなく、
NBAプレイヤーの得意プレイに沿った練習用ドリルが50パターン近くあり、それが行えるというものや、
HighSchoolの男女決勝戦や、Tournament of Champions Finalsが行われたり、
LeBron JamesやJames Harden, Anthony Davis, Kyrie Irving, Kevin Durantなどなど有名NBA選手が来て一緒に練習するというような内容。ざっくり。。


Drill – Zoom City Arena
↑ 今回はこんな練習用Drillがメイン。全部で50パターンくらいある。。


Tournament of Champions Finals – UPTOWN vs DOWNTOWN
このUPTOWN vs DOWNTOWNの試合がラスト5分でのシーソーゲームと全員超絶スキルでクソ面白かった。。

Drawing Court of Zoom City Arena in NY. #zoomcity

you tanakaさん(@rettuce)が投稿した動画 –

今回はVJ部分もまるっと担当させてもらえて楽しかった。。

LeBron James…!!#zoomcity

you tanakaさん(@rettuce)が投稿した動画 –

あのLeBronが自分のプログラムの上に立ってる。。(震)

↑ 色々作ったVJパターンのサンプル。なんか色々とシェーダー触ってたら割とずっと作りたかったような2Dドローイング的なエフェクトができてきたので
こっちももうちょっと個人的に進めていきたい。色々作ったDebugArtは こちら

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2/6の夜には現地入りして11〜15がイベント本場日、16日がoFFで、17日->18日帰国という感じだった。
現地入りしてからGoogleDogsに21ページものシーケンスが作成され、更に本番日2日前から最終日までひたすらシーケンス組む(堀さんにヘルプしてもらって何とか助かった、、
ありがとうございました、、)という懐かしい地獄だったな。。全期間でのベッド使用率は5,60%はキープしていたはず。。

16日のOFFにはそーへい君にNYを隅々観光案内してもらい、大満足。(そーへい君ありがとうございました!!)
最終日には慌てて荷造りをしたせいで大量のお土産ブルーボトルコーヒー600gとBrooklynの美味しいチョコ2,3枚(1枚1000円!)をホテルの窓際に忘れてきて、
本当にありがとうございました状態になった。ホテルに連絡するもガン無視され、オレのコーヒーとチョコはハウスキーパー達の優雅なアフターヌーンティーへと変わった。

制作期間自体は割と余裕があって1月頭には実家で作り始めてたような気がする。
けどまー本番日が近づくにつれやりたい事とやらないといけない事のバランスがいつも通りどんどん悪くなり、
最終的にはラスト2週間くらいは昼夜曜日時間問わずとりあえずコード書いてた気がする。
結局自分TODOの達成率は7,8割程度かな、、ぐぅ。。

前回に比べトラッキングなどの高度な技術がないので今回はほぼ全部開発は任せてもらえたのでその辺りはやはり色々勉強になり良かった。
機材面での反省点がいくつかあった。コンテンツ側はまー読み切れる範囲までは作っていたものの結局無駄が多い制作部分もあったなーと。むー悩ましい。。

あとはシーケンスものでもVJものでも割と自由に作って行けるoF+Max(+Live)の自分仕様の組み合わせツールが
この1年でだんだんとできてきたのも、今後何でも作りやすいので良かったなーと。
先輩とやって盗む→自分一人でカスタマイズ+アップデートする、の繰り返しで案件をやっていけるのは自分にとってありがたい。。

そいえば3/1でライゾマ入って1年経ちます。はやーい。

you