ということでAPMT6 – CONFERENCE & NIGHT”Back to the Basics, and Beyond”にいってきたよ。
CONFERENCEとNIGHTの2部制で主にCONFERENCEが壇上のプレゼン形式で、
NIGHTが渋谷wwwでのクラブイベントでした:-)
で、先輩からの指令を受けたので簡単にまとめてみたよ。
ただむちゃくちゃ主観や感想入りまじりなのであしからず!!( `・ω・´ )キリッ
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Theme1:インターネットリアリティ
Guest :江渡 浩一郎, Exonemo, Semitransparent Design
一番始めは1991年にSFCサイト立ち上げ、日本でのCGI第一人者などすげー経歴の、江渡さん。
2005,6年頃にCGMが出てきたものの、まだ自分で何か作品をつくって投稿するような仕組みがなく、
ループタイムラインに動きをつけれる3Dアニメーションの仕組みとかを紹介してはった。
ICCでの展示作品とか、教授や岩井俊雄さんとのRemotePianoなど、
works見てもらえば凄さが分かってもらえるかと。。
まじすげかった。。
二組目がExonemoさん。
テーマはネットの質感。
GIFとJPEGどっちが固い?っていうような概念が分かるようになってきたよねって話とかとか。相変わらずやっぱり面白かったー。
Wearable Webはネットとかを見たときに、
保存する?tweetする?shareする?着る?のように一つの概念を追加したい。
って言ってはって、それほどまでにTシャツ化→購入までを簡素化してたし、なるほどと納得できた。
実際にFFFFOUND!とかをwwで見て見るとTシャツサイトになるよね。っていう。
最後のLiveはdotfesよりバージョンアップしてたものの主役のmacさんがご機嫌斜めで上手くいかず。。
この辺りも生っぽいwebという意味でよかった。:-)
千房さんはIZONNっていうUST放送に対して投げ銭ができるサービス作ってたり。
リアルの場を実際にネットで再構築。ってイメージがなんかいいなぁと。
このあたりも生っぽいWEB、ネットの質感というところなのかなと思ったり。
で、最後のGuestがSemitransparent Designさん。
登場早々いきなりでんぱ組にバトンタッチして会場が秋葉原になりましたw
もちろんVJはむちゃくちゃかっこ良かったですよw
セミトラさん曰く、でんぱ組=メディアがリアルの世界にそのまま出てきたコンテンツとのことで、
どうすればリアルの場で受け入れられるのか?を常に考えてるそう。
確かにこの世界以外にどう受け入れられるかを意識してないとすげー狭い世界で終わってしまうよなぁと。。
あと、個人的にはプログラミングを入れこんだBOXだけをLANや画面に接続するだけで
VJ用デバイスになる箱に、Semitransparent Designとだけ書かれているのがかっこ良かった。w
その後のCross Talkでは、もうWEBとリアルの違いがそんなになくなった。っていうのと、
twitterがboys networkでinstagramがgirls networkって感じって言ってたのがなんかメモに残ってたw
「ソーシャル」=「社交的な」という場であって、メディアではない。ということや、
facebookはヨーロッパを再構築しようとしている。みたいなことも言ってた。
facebookのインフラ化によるAPIを使ってEC機能、ログイン機能を使用できる。
そのあたりを実装しなくてよくなるのはいいよね。みたいな。
あと、googleは国より信頼できる。電気、ガス、水道みたいなもん。既に。
みたいなメモ書き。
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Theme2:コマーシャルとアート
Guest :齋藤精一(Rhizomatiks), 伊藤直樹
まずはライゾマの齋藤さん。2003年の越後妻有にアーティストとして参加。
Art x Commercial = 自己営業 / 代理店共同作業
悪ガキ集団としてのRhizoma。Artで作品を作って広告として使用する。
つまりやりたいことを、欲しいものを、企業のお金で買ってやる。それをするための自己営業。
作り手としてはこういった働き方は理想ですよね。
あと、齋藤さん個人の今後の目標のうちの一つとして溶接技師免許取得w 間違いなくもうモノ作り。
いいなそれ。
で、次が伊藤直樹さん。
ストーリーテリング+プラットフォームを目指してW+Kに。Google more CMとか。
で、企画時に気をつけてるところとして、表現のディティールから入ることがよくないと。
言いたいこともないのに何を広告するんだよ、と。
ステートメントやマニフェストで、まずは言いたいことを考えようぜ。
なので時間かけてその言葉をまず考える。と。いいこと聞いた。
その後、表現としてそれをそのまま使えるのか、そのままだと説教臭くなるから
変化球で行こうとか。映像なのか、インタラクションなのかとか表現方法はどうするのかなど
後から決めて行く。もともとは、すごくもやもやした所から始める。
表現を初めから決めてしまうと微妙になる。オス。
で、言っててちょっと納得できたのが日本の短縮、凝縮の美学。
日本の長けた点。短歌、フリーズドライ味噌汁とかとか。
短い時間に大量の情報が流れる現在においてその短縮、凝縮を有効に使えるようになりたいよね。って。
twitterの140文字制限は日本人の短縮、凝縮の美学からくるDNAに非常にマッチ。
短い文章でいかに効果的につぶやくか的な。分かる気がする。
Cross Talkでは、齋藤さんが
「クレジットがないと生きて行けない立場」「あれオレ詐欺」みたいなこと言ってて、
自分たちの売り方や立ち位置をすごく意識してることを感じますた。
自分もちゃんと意識しないと。
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Theme3:コンテンポラリー落語、古典落語
Guest :立川 志の吉 & 長谷川 踏太
新しく作られた落語はどうしてもその時代のものごとになり、記憶に残りやすい。
そうすると何回も聞くことは難しくなる。
ただ、古典落語は記憶に残らない、(話し手によって言い回しがかわるから?)
ただあのフレーズがもういちど聞きたい!というような繰り返しずっと引き継がれるものとなる。
何百、何千と繰り返し、継承されてきたクリエイティブ。
古典落語の内容は当日お客さんの反応を見てどの層に受けるかどうか見極めてその場で決めるらしい。
すごくLive的でインタラクティブ!
また、落語が始まる時の音や雰囲気が見る側の背筋を伸ばす。よし、聞くぞ。みたいな。
なんかそれはすごいことだなぁとか思ったり。
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Theme4:メディアと表現
Guest :松本弦人,クワクボリョウタ
松本さん
デバイスの進化によるつくるものの対応とか。雑誌をネット上で作るようになれるとか、
PDF版に変換できるようになるとか。
時代の進化で、自分の仕事がなくなってしまうようなことがないようにしたいよね。と思った。
それはただ何となくその物事だけをやるんじゃなく、いろんなアウトプットの形を自分なりに
考えて試し続けないとすごく環境任せになっちゃうぜって思った。
去年メディア芸術祭でアート部門最優秀賞の10番目の感傷(点・線・面)で有名なクワクボさんは、これまでの作品紹介だた。
クワクボさんは自分をエッセイニスト的と言い、思いついたことをそのまま自分でつくると。
モノ作りの方法としてはメッセージ性を投げかけてみてその反応を見てみるというような。
お互いの共通点と相違点をあぶり出すようにモノ作りを続けて行けばいいのでは?
って言ってました。
BITMAN、ニコダマ欲しい。
10番目の感傷(点・線・面)については、これまでガジェット作品をつくってきたが、
その中の仕組み、つまりブラックボックスの部分をわざと披露したのがあれだと。
テクニカル的な部分への慣れが大きくなり、自分にとって予測不能な楽しみがなくなってきた。
あの作品は、物理的なインタラクションがない作品ではなく、
人の視野角を計算したもので、いろいろ部屋中を見回すという行為も一種の
インタラクションではないですか?という考えを提示した。と。
このあたりでMBPのバッテリ切れ。。orz
デザインだけとか技術だけに偏った編成ではなく、とにかくいろんな方面のGuestがいたので
個人的にはすごく面白かった。:-)
それぞれが自分の特徴を持っててその売り出し方を理解してて。
勉強なりました!
で、夜の部は渋谷wwwへ移動。
wowとMETAPHORのVJが見れてもう僕は大満足でしたよ。。
ちらっと映像上がってました。→こんなん。
あと個人的には先輩にいろいろ制作者の方々を実際に紹介してもらって、
ちょこっとですけど挨拶させてもらえてよかったです!
どこかの勉強会やらでまた改めてちゃんとご挨拶させてもらいまっす。
どうもありがとうございました。:-)
you